アルマジロと思われる
愛嬌のある陶器が入荷しました
御依頼主様の親類が
むかし骨董商をされており
“インカ帝国の陶器”
とメモが残っていた事から
買取のご連絡をいただきました
インカ帝国であるかどうかは
定かではありませんが
これまでペルシャなどをはじめ
幾つもの出土品や骨董を扱ってきた経験から
少なくとも製作から数百年は経過した品である様子
そもそも
多くの方が出土品などの本物が
出回る訳がないとお思いでしょう
海外には歴史的価値の低い陶器や
ガラスなどの出土品を
販売している所がありました
日本のバブル期に
海外旅行が流行した際
そういった高級品を
お土産感覚で購入した方が
少なくなかったそうです
本品がどういった品か
まだわかっていませんが
考古学者になったような気持ちになる
出土品の鑑定にはロマンを感じます